外出自粛が続く中ベイキングをする人が増えたのか、ベイエリアではお菓子作りやパン作りの材料が手に入りにくくなっています。
市場調査や分析を行うNielsenの面白いデータがあります。
下の表は、全米における、乾物など常温貯蔵可能な食料品の週間売り上げを、昨年と比較したものです。
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出典:https://www.nielsen.com/us/en/ |
イーストの売り上げは、なんと昨年の6倍。豆やパスタに続いて、ベーキングソーダも売り上げが急上昇しています。
私の知人の間でも、小麦粉とイーストがどこのスーパーにも売っていないという嘆きをよく聞きます。パンそのものはどこの店にも十分な在庫があります。ベーキングが、巣篭もり生活の中の人気のアクティビティであることは確かなようです。
普段家でパンなんて焼いたことがない私も、家に篭っているとパン作りをしてみたくなるから不思議です。あの、オーブンから漂うなんとも言えない幸せな香りが恋しいのでしょうか?
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さて、材料が不足していることを嘆いても仕方がないので、家にあるものをかき集めてクッキーを焼くことにしました。冷凍庫の奥から出てきたチョコレートチップ。流行りに乗って買ったみたオーツ麦。庭に来る鳥にあげようと思っていた向日葵の種。卵も牛乳も入っていませんが、なかなか美味しく焼きあがりました。
お砂糖にはラカントを使用しています。
砂糖の代替品として、アガペシロップやステビアと同様、アメリカでは一般的で、スーパーで普通に購入することが出来ます。天然成分から出来ていて砂糖と同じ甘さながら、カロリーゼロで血糖値に影響を与えません。
ありあわせで作ったつもりが、予想外にヘルシーなクッキーが出来上がりました。運動不足になりがちな今の状況にはぴったりかもしれません。
Guilt Free Cookies for Self-Quarantine
隔離生活のためのギルトフリー・クッキー
材料(直径5cmのクッキー約15枚)
・オーツ麦 70g
・薄力粉(アーモンドプードルや米粉でも) 30g
・ココナッツオイル(バターやオリーブオイルでも) 大さじ2
・砂糖 20〜30g
・チョコレート、ナッツ類、ドライフルーツ 合計で60g程度
・塩ひとつまみ
・水 大さじ2
1.チョコレート、ナッツ類、ドライフルーツは食感が残る大きさに刻む。
2.ココナッツオイル、バターは混ぜやすいよう液状に溶かす。
3.全ての材料を混ぜる。
4.生地がまとまったらクッキーの形に成形し、天板に並べる。
5.180℃(350°F)に余熱したオーブンで、15分から20分、ほんのり焼き色がつくまで焼く。
コツも工夫もいらない、簡単なレシピですが、強いて言うなら食感の異なるものを入れると美味しく出来上がります。色々な種類のナッツやドライフルーツで、お気に入りの味を見つけてみてくださいね。
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