息子が小学校に入って初めて出来たお友達のお母様は、まもなく第二子を出産されます。そんな彼女をママ友たちで祝おうと企画されたベイビーシャワーに招待していただきました。

招待状は現代風に、Evite というオンラインサイトから来ました。出欠の返事や、出席者同士の会話もオンライン上で済ませすことができるとても便利なシステムです。
特筆すべきは出席者全員に公表される "Sign Up" と呼ばれるリスト。
これはいわゆる「欲しいものリスト」。妊婦側はあらかじめ欲しいもの、必要なものをリストアップしておきます。パーティーのゲストはそのリストの中から一つ選び、妊婦へのお祝いとしてプレゼントするのです。
ゲストは自分の予算に合わせてリストの中からプレゼントを選ぶことが出来るし、他の誰かが購入したものはオンライン上に「済」と表示されるので、他のゲストとプレゼントが重複してしまうことはありません。無駄なものを買ったりもらったりすることのない、なんともアメリカらしい合理的なシステムです。(この仕組みは結婚や引っ越しのお祝いにも利用されています)また、日本でいうところの内祝い(贈り物のお返し)のような習慣はありません。
ちなみに、今回のサインナップはこちら。
-3 Gift: size 1 diaper package/box (サイズ1のおむつ、3つ)
-1 Gift; bottle warmer(哺乳瓶保温器、1つ)
-2 Gift; nursing pads package(母乳パッド、2つ)
-2 Gift; burpy bib(よだれかけ、2つ)
私はこの中から哺乳瓶保温器を選びました。
そして向かった先は buy buy baby という、ベビー用品の大型チェーン店。天井の高い広大な店舗の中に、ありとあらゆるベビー用品が揃っています。

商品を選び、レジでギフト用ということを伝えると、レシートを二枚くれます。一つは自分用、もう一つはプレゼントと一緒に渡す用。プレゼントが気に入らない場合はお店に返品することができるので、プレゼントをあげる側も、もらう側も、なんとも気楽です。


店内の一角にはラッピングコーナーがあって、ボックスや、ラッピングペーパー、リボンなどを自由に使うことができます。メッセージカードまで用意されていました。

Baby Shower 当日は、ゲストが飲み物や食べ物を持ち寄ります。飲んだり食べたりおしゃべりしたり、そして一箇所にまとめられたプレゼントの山の中から主役が一つ一つ包みを開けていく時がパーティーのハイライトです。

映画やドラマでよく見て興味のあったBaby Shower、輝くような妊婦さんを囲んで、皆の出産にまつわる武勇伝を聞くのはとても楽しかったです。無痛分娩が主流で、出産後48時間以内(帝王切開でも72時間)に退院するアメリカ式出産。日本では出産後、オムツの変え方や授乳の仕方を看護婦さんが丁寧に教えてくれるけれど、そういった指導も皆無だそう。日本の病院は1週間も入院させてくれて、対応も丁寧で、まるで芸能人になったみたいね!と言われたのがとても印象的でした!
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