アメリカに来てからもうすぐ3週間が経ちますが、先週末仮住まいを出てやっと新居に引っ越してきました。
私たちがこの家を気に入った理由は2つ。
ひとつめは深いバスタブがあること。アメリカのお風呂はトイレと一緒になっていて洗い場がありません。湯船はかなり浅いので、お湯を貯めても肩までつかることはできません。北カリフォルニアの夏の夜は意外に寒くて、サービスアパートメント滞在中はお風呂が恋しくてたまりませんでした。新居の大家さんはイスラエル人。「ジューイッシュはジャパニーズとは同じくらいお風呂が好きなんだよ!」と笑っていました。

そしてもうひとつの理由が、広くて緑でいっぱいのバックヤード。
前の住人がナチュラルライフの推進者で、有機栽培の畑やハーブガーデンがあり、りんご、アボガド、レモン、いちじく、ざくろなど様々な果物の木も植えられていました。引っ越してきた翌日に早速レモンを収穫してレモネードを作って見ましたが、酸味が少なく甘みが強く、とても美味しかったです。

そして、シンボルツリーはジャカランタの巨木。ちょうど6月が花の時期で、こぼれ落ちた紫色の花で地面が埋め尽くされる様子がとても美しいです。
今は乾季で、冬になって雨季がくるまで雨が一滴も降りません。朝になるとスプリンクラーで気休め程度に水が撒かれますが、強い日差しを受けて午前中にはすっかり乾いてしまいます。毎日痛いほどの日差しを一身に浴びながらも、凛とした美しさを失わない花々や、その内側にみずみずしさをたっぷり秘めた果物たち。この先異国で暮らしていく自分もかくありたいものです。
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